しらTの部屋

小学校教員としての日常や感じたことをつらつらと書き綴ります。

#56 「188日目 思い通りにはならないが、やった通りにはなる。」

生きていれば、思い通りにいかないことが、たくさんある。

 

今日の5時間目、国語の授業。

作文を書くことに対して、ネガティブに感じている人が一定数いる。担任が文章を書くことが好きでも、子どもが好きかどうかは別の問題なのだと思う。

中学校に向けて、文章を書く力は不可欠だと考える。以前研修先で、中学校の先生とお会いして、話した時のこと。

 

「小学校のときに、作文をたくさんしてきた学校の子たちは、文章を書くということに慣れている。それがすごくありがたかった。」

 

中学校では、中学校の学び方がある。たくさん作文が書けるからといって、そのことが役に立つとは限らないかもしれない。ただし、書くことを通して表現できる力があることは、武器になる。書く力を鍛えていくことは、それだけ自分を磨くことになる。言葉を振り絞って、たくさん書く経験をしてほしい。

36歳にして、100日以上日記を書き続けたら、書く力が格段に高まったと感じる大人がここにいる。11歳、12歳の君たちなら、もっともっと力は伸ばしていける。

 

世の中は思い通りにはならないが、やった通りにはなる。思い通りにいかないと感じたときこそ、どんなことをするかがその後を左右することになる。明日も行動しよう。