「おはようございます!」
今朝も元気なあいさつの声が響いていた。
代表委員会の児童が、あいさつ週間の取り組みをがんばっている。
この一週間は、低学年の児童からもあいさつが返ってくることが多くなった。間違いなく、代表委員会の力によるところが大きいと感じている。
ある取り組みをするときに、行動と心、どちらを優先すべきだろうか。
例えば、次のような場合。
①大きな声で元気よくあいさつをしていても、心の中では「めんどくさい」と感じている人。
②心の中では「あいさつが大事」と思っていても、あいさつをしない人。
どちらが、あいさつという取り組みを、充実させているといえるだろうか。
結論から言うと、行動も心も、どちらも大切だ。心をこめたあいさつができることに、価値がないはずがない。だが、どちらも大切にすることは、意外と難しい。
だから、私は行動から変えるように努めている。心を変えることはすぐには難しくても、行動を変えることは、簡単にできるからだ。そして、行動を変えると、心は磨かれると信じている。
あいさつがめんどくさい人。
清潔週間がめんどくさい人。
宿題するのがめんどくさい人。
人の悪い部分ばかりが目につく人。
心を入れ替えるよりも、まずは行動を変えてみよう。
それが、自分を成長させることにつながる。