しらTの部屋

小学校教員としての日常や感じたことをつらつらと書き綴ります。

#39 「173日目 行動が先か、心が先か」

「おはようございます!」

今朝も元気なあいさつの声が響いていた。

代表委員会の児童が、あいさつ週間の取り組みをがんばっている。

この一週間は、低学年の児童からもあいさつが返ってくることが多くなった。間違いなく、代表委員会の力によるところが大きいと感じている。

 

ある取り組みをするときに、行動と心、どちらを優先すべきだろうか。

例えば、次のような場合。

①大きな声で元気よくあいさつをしていても、心の中では「めんどくさい」と感じている人。

②心の中では「あいさつが大事」と思っていても、あいさつをしない人。

どちらが、あいさつという取り組みを、充実させているといえるだろうか。

 

結論から言うと、行動も心も、どちらも大切だ。心をこめたあいさつができることに、価値がないはずがない。だが、どちらも大切にすることは、意外と難しい。

 

だから、私は行動から変えるように努めている。心を変えることはすぐには難しくても、行動を変えることは、簡単にできるからだ。そして、行動を変えると、心は磨かれると信じている。

 

あいさつがめんどくさい人。

清潔週間がめんどくさい人。

宿題するのがめんどくさい人。

人の悪い部分ばかりが目につく人。

 

心を入れ替えるよりも、まずは行動を変えてみよう。

それが、自分を成長させることにつながる。