しらTの部屋

小学校教員としての日常や感じたことをつらつらと書き綴ります。

#41 「175日目 当たり前の反対」

国語科で学習している、「プロフェッショナルたち」。

その中に登場する、パティシエ・杉野英実さんは、こんなことを言っていた。

 

「当たり前を積み重ねると、特別になる。」

 

「当たり前」という言葉の反対の意味を持つ言葉。それは、「有り難い」だ。

あることが難しい、めったにないことという意味だ。

「ありがとう」という言葉は、ここからきている。

 

目が見えること、耳が聞こえること。

息ができること、歩けること。

人を好きになること、嫌になること。

笑うこと、怒ること、泣くこと、楽しむこと。

どれもが当たり前のようにしていること。でも本当は、それは奇跡の連続だということ。

 

当たり前を積み重ねると、特別になる。

だって、当たり前のことなど、この世の中にはないのだから。

全てが有り難い、特別なこと。だから、積み重ねても特別になる。

 

当たり前だと思えることに、感謝しよう。

今日を生きることができたことに。明日があることに。

感謝を。