国語科で学習している、「プロフェッショナルたち」。
その中に登場する、パティシエ・杉野英実さんは、こんなことを言っていた。
「当たり前を積み重ねると、特別になる。」
「当たり前」という言葉の反対の意味を持つ言葉。それは、「有り難い」だ。
あることが難しい、めったにないことという意味だ。
「ありがとう」という言葉は、ここからきている。
目が見えること、耳が聞こえること。
息ができること、歩けること。
人を好きになること、嫌になること。
笑うこと、怒ること、泣くこと、楽しむこと。
どれもが当たり前のようにしていること。でも本当は、それは奇跡の連続だということ。
当たり前を積み重ねると、特別になる。
だって、当たり前のことなど、この世の中にはないのだから。
全てが有り難い、特別なこと。だから、積み重ねても特別になる。
当たり前だと思えることに、感謝しよう。
今日を生きることができたことに。明日があることに。
感謝を。