#10 「152日目 延長戦」
今週いっぱいはお休みになることを、昨日のお昼間に学年の先生方に伝えました。すると、1時間もたたないうちに、今週の授業予定を組み、何時間目にどの先生が入ってくださるかを調整してくださいました。そのスピード感に、改めてこの学校の素晴らしさを感じました。
また、152日目という紙も継続してくれている話を聞きました。思いをしっかり受け継いでくださることに、感謝の気持ちでいっぱいです。お休みが多い中でも、給食は残さなかったということで、さすがだなと感心しました。2学期の時点で、その姿勢はほぼ完成していましたから、保ち続けているのは立派です。
3学期は、次の学年の0学期という話を、以前からくり返してきました。でも同時に、この学年で過ごす最後の時間ということで、「延長戦」の心も持ってほしいです。例えば、今日の給食完食でいえば、その中身にこだわることはできます。一種のレベルアップですね。
5回おかわりしているAさんと、一度もおかわりしないBさんがいたとします。このとき、「みんな平等におかわりしよう」と、Aさんは3回、Bさんも3回おかわりしたとします。合計のおかわり回数が6回に増えました。さて、この取り組みについて、どう思いますか?
これに、AさんもBさんも納得していれば、すてきなことだと思います。しかし、普段から言っているように、無理をしても仕方がないです。普段一度もおかわりをしないBさんが、「嫌だけど無理矢理食べている」という心で過ごしているとしたら、それはちょっと違うんじゃないかなと思うんですね。もちろん、がんばろうとすることはステキですが、そこに無理強いや強制が入ると、本来の目的ってなんだったのかという話になってきます。
では、どうすればよりレベルアップした内容になるのか。考えてみてください。
続きは、また明日…。