先日、妻がふと口にした。
「石川の地震のことも、この間の噴火(鹿児島県・諏訪之瀬島の御岳)のこともそうやけど、全部理科の学習でやったこと。なんのために学んでるのかっていたら、『よりよく生きるため』やと思うねんな。」
こんな会話が、我が家では結構よくあります(笑)
固い話に聞こえるかもしれませんが、内容はいたってシンプル。
地震や火山の噴火は、6年生の理科で学習をしていること。地震や火山噴火のメカニズムについては、知らなくても困ることはないかもしれません。
実際、このような自然現象を前にした時、私たちはとてつもなく無力です。でも、そんな中でも、自然と向き合い、そのメカニズムを解明しようとしてきた人がいる。だから私たちは、地震がどうして起きるのか、ある程度は知ることができている。火山がどこにどれくらいあるかも、わかってきている。
そして、それらの災害からどのように自分たちを守り、生きていくことができるのかを考えることができる。
知らなくても生きていける。だけど、知ることで、学ことで見えてくる世界がたくさんある。
知識や技能も、全ては「よりよく生きる」ために学んで身につけていくもの。ここを根底に持っておかないと、「一体なんのために勉強してるの?」という問いに対し、考えることができなくなる。
明日も、よりよく生きるために、学び続けようと思います。
みんな、幸せの3ヵ条は、考えてくるかな?